【セル型】テキストボックスの作成-Forguncy（フォーガンシー）
■テキストボックスとは
単一行で値を入力する、またはデータ表示などを行う部品です。
セルを選択して［ホーム］→［セル型］のドロップダウンリストから［テキストボックス］を選択します。
選択したセルがテキストボックス型になります。
プログラムを実行すると、テキストボックスが表示され、入力が可能な状態です。
右ペインの設定によって、下記の状態となります。
テキスト入力時に実行されるコマンドを設定します。
右ペインの[セル型]タブの「コマンド」で処理を登録します。
「コマンドの選択」ドロップダウンリストから処理を選択します。
ここでは「メッセージの表示」を選択します。
テキストボックスに入力した値をメッセージに表示します。
「数式を使用する」にチェックをし、文言とテキストボックスのセル[B2]を文字列結合(&)する式を記入、OKボタンで登録します。
プログラムを実行し、テキストボックスに入力すると、メッセージが表示されます。
テーブルのカラムとデータ連結することで、テーブルデータの操作を行えます。
右ペイン[データ連結]タブの「データソース」でテーブルを、「連結フィールド名」でカラムを指定します。
入力した値をテーブルに更新・追加する操作は、通常はボタン等の別の部品にコマンドを設定して実行します。
プログラムを実行し、テキストボックスにテキストを入力した後、「登録」ボタンを押下します。
テーブル1の「セル名称」にテキストボックスに入力した値が追加されています。
テキストボックスにデータ連結をしただけでは、テーブルデータの表示はされません。
テーブルデータには複数行あるため、表示させる行を判断するためにカレントレコードを設定する必要があります。
・リストビューを使用
テーブル1にデータ連結したリストビューを設定します。
プログラムを実行すると、リストビューにデータが読み込まれ、リストビューのカレントレコードがテキストボックスにも表示されます。
リストビューのカレントレコードを移動すると、テキストボックスにも同じ行の値が表示されます。
・コマンド「カレントレコードの設定」を使用
※このコマンドを使用するには、プラグイン「カレントレコードの設定コマンド」のインストールが必要です。
ページにリストビューが無い場合に、コマンドでカレントレコードを設定することができます。
右ペインの[ページ設定]タブから「ページロード時のコマンド」で処理を登録します。
コマンドの選択で「カレントレコードの設定」を選択します。
※プラグインがインストールされていない場合、このコマンドは表示されません。
「設定するカレントレコードを特定する条件」で、対象テーブルに「テーブル1」、条件に「ID=9」を登録します。
プログラムを実行すると、テーブル1のカレントレコードが「ID：9」のレコードの設定され、その行の「セル名称」の値が表示されます。
