【コマンド】行列のレイアウト設定-Forguncy(フォーガンシー)
Excelライクなノーコードプログラミングツール「Forguncy(フォーガンシー)」。
今回は、行列のレイアウト設定の基本的な使い方についてご紹介したいと思います。
■行列のレイアウト設定とは
指定した行全体、または列全体の表示非表示を切り替える機能です。
■コマンドの設定
「コマンド」ー「その他」ー「行列のレイアウト設定」を選択します。
[ターゲット領域]には、行全体あるいは列全体を指定します。
設定値は表示/非表示です。
■行列のレイアウト設定の使用例
例として、ログインするユーザーによって画面に表示するボタンを変えるためにページロード時のコマンドに非表示列を設定してみます。
右ペインにある[ページ設定]ー[ページロード時のコマンド]を選択します。
条件分岐コマンドを使用し、ログインユーザーがAdministratorの場合
『ユーザー用ボタン』が配置されている列(3:5)を非表示に設定し、『管理者用ボタン』のみ表示されるようにします。
ログインユーザーがAdministrator以外の場合
『管理者用ボタン』が配置されている列(9:11)を非表示に設定し、『ユーザー用ボタン』のみ表示されるようにします。
デバッグを実行し、Administratorでログインすると『ユーザー用ボタン』が配置されている列が非表示になり、『管理者用ボタン』のみが表示されました。
デバッグを実行し、Administrator以外でログインすると『管理者用ボタン』が配置されている列が非表示になり、『ユーザー用ボタン』のみが表示されました。
■注意
- Forguncy Builder上で非表示に設定した行/列にリストビューがある場合、実行時に本コマンドで行/列を再表示してもそのリストビューは表示されません。
- 非表示に設定する行/列にセル型やリストビューがある場合、それらは行/列を再表示する時にリロードされます。
それらに未確定データがあれば、リロードの際に失われます。