【コマンド】ポップアップウィンドウの終了-Forguncy(フォーガンシー)
[コマンド]ー[画面遷移]ー[ポップアップウィンドウの終了]を選択します。
表示されているポップアップウィンドウを終了します。
![[ポップアップウィンドウの終了]選択画面](https://forguncy.zait.jp/wp-content/uploads/command-popupwindowclose-1.png)
![[ポップアップウィンドウの終了]選択画面2](https://forguncy.zait.jp/wp-content/uploads/command-popupwindowclose-2.png)
閉じるボタンのコマンドに指定することで

ボタン押下でポップアップが閉じます。

タイトルバーの×ボタンとの違い
このコマンドを利用することで、閉じた後の親ページの値の振る舞いを選択できます。
順に解説していきます。

①親ページへ値を戻す
親ページからポップアップ画面のセルに受け渡された値の結果を、親ページに戻します。
例:ユーザ名を変更する
親ページの[ポップアップウィンドウの表示]コマンドにW2の値(今回は「テスト太郎」)を受け渡す設定をします。

ポップアップ画面の[ポップアップウィンドウの終了]コマンドの[親ページへ値を戻す]にチェックを入れます。
![[親ページへ値を戻す]にチェックを入れる画面](https://forguncy.zait.jp/wp-content/uploads/command-popupwindowclose-7.png)
ポップアップ画面を開いたら、
「テスト太郎」を「テスト次郎」に変更し、閉じるボタンを押します。

親ページに変更後の値が戻されました。

注意点
戻すことができるのは、親ページからポップアップ画面のセルへ受け渡された値のみです。
②親ページの連結データを最新の情報に更新する
例えば、ポップアップ画面でテーブルのデータを登録・更新・削除した際にその変更を反映した状態で親ページを表示することができます。
例:更新処理を行うポップアップ画面
まず、同じテーブルを参照した親ぺージ・ポップアップ画面を用意します。
そして、親ページに[ポップアップウィンドウの表示]コマンドを、[遷移先ページのデータ連結設定]を[連結データを読み込む]として設定します。

次に、ポップアップ画面の更新ボタンにコマンドを2つ設定します。
まず、[テーブルデータの更新]コマンドを設定します。
![[テーブルデータの更新]コマンド設定画面](https://forguncy.zait.jp/wp-content/uploads/command-popupwindowclose-11.png)
続けて、[ポップアップウィンドウの終了]コマンドを[親ページの連結データを最新の情報に更新する]にチェックを入れて設定します。
![[ポップアップウィンドウの終了]コマンド設定画面](https://forguncy.zait.jp/wp-content/uploads/command-popupwindowclose-12.png)
ポップアップ画面の住所を修正し、更新ボタンを押下すると、

親ページのリストビューの値が最新のものになりました。

③クエリー結果を親ページに渡す
ポップアップウィンドウで行ったクエリー結果を親ページに渡します。
これによって、[ポップアップウィンドウの終了]コマンド前に[クエリー]コマンドを実行することで、親ページ側にもそのクエリ結果を反映できます。
例:ポップアップ画面上でクエリー(購入履歴をユーザIDで絞り込む)を実行し、親ページへ返す
まず、テーブルを作成します。

続けて、マスタ情報と詳細情報のリストビューを持った親ページを作成します。
[詳細]に[ポップアップウィンドウの表示]コマンドを、[遷移先ページのデータ連結設定]を[連結データを読み込む]として設定します。
![[詳細]選択画面](https://forguncy.zait.jp/wp-content/uploads/command-popupwindowclose-16.png)
![[連結データを読み込む]設定画面](https://forguncy.zait.jp/wp-content/uploads/command-popupwindowclose-17.png)
ポップアップ用の画面も作成します。
閉じるボタンに2つコマンドを設定します。

まずは[クエリー]コマンドを設定します。
購入履歴テーブルを、ユーザマスタ_IDがポップアップのセルH2(ユーザID)と等しいレコードで絞り込むようにします。
![[クエリー]コマンドの設定画面](https://forguncy.zait.jp/wp-content/uploads/command-popupwindowclose-19.png)
続けて、[ポップアップウィンドウの終了]コマンドを[クエリー結果を親ページへ渡す]にチェックを入れて設定します。
![[ポップアップウィンドウの終了]コマンド設定画面](https://forguncy.zait.jp/wp-content/uploads/command-popupwindowclose-20.png)
すると、はじめは親ページの購入履歴にすべてのデータが表示されていますが、

ポップアップ画面の閉じるボタンを押下し、親ページへ戻ると

クエリーの結果(ユーザIDと一致するレコード)が表示されます。

タイトルバーの×ボタンについて
タイトルバーの×ボタンが不要な場合、設定で非表示にすることができます。
[ファイル]ー[オプション]ー[アプリケーション設定]から[ポップアップウィンドウの閉じるボタンを表示しない]にチェックを入れます。

タイトルバーの×ボタンが非表示になりました。
