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コマンド メール送信-Forguncy(フォーガンシー)

【コマンド】メール送信-Forguncy(フォーガンシー)

Excelライクなノーコードプログラミングツール「Forguncy(フォーガンシー)」。 今回は、メール送信についてご紹介したいと思います。

また、本記事の内容についてはサンプルアプリのご提供も行っております。
サンプルアプリをご希望の場合はこちらよりご連絡ください。

特定のメールアドレスに対して、メールを送信するコマンドです。

コマンドの選択でメール送信を選択すると、差出人や宛先、件名、本文といったメール送信に必要な設定画面が表示されます。

メール送信の設定画面

差出人

送信者のメールアドレスを設定します。

設定方法には、

・直接メールアドレスを指定する方法

・セルを参照して指定する方法

・キーワードを用いる方法

があります。

●直接アドレスを指定する方法

直接メールアドレスを指定するには、差出人:の右側のテキストボックスにメールアドレスを入力します。


●セルを参照してアドレスを指定する方法

差出人をセルから設定したり数式を使用したりしたいときは、テキストボックスの右側にある

セルを参照するボタン

ボタンをクリックします。

差出人メールアドレスとして設定したいセルをクリックすると、セルのアドレスや名前が数式で設定されます。

設定後は再度、

セルを参照するボタン

ボタンを押すかEnterキーを押下すると差出人メールアドレスの参照先として設定することができます。

セルのアドレス又は名前が入力される

●キーワードを使ってアドレスを指定する方法

キーワードを用いるには、テキストボックスの▼ボタンを押下します。

使用できるキーワードの一覧が表示されますので、差出人に指定したいキーワードを選択します。

差出人で使用できるキーワードは「%CurrentUser%」(ログインユーザー)のみとなっています。

差出人に指定したいキーワードを選択する画面

メールアドレスは、このような方法で設定することができます。

この他には、関数を使用して設定することもできます。


また、メールを送る際に、差出人の名前をメールアドレスの前に表示さたいこともあると思います。

その際には、「"〇×株式会社"<info@example.com>」のように指定することで、差出人の名前をつけてメールを送信することも可能です。

宛先

宛先も差出人と同様に指定することができます。

宛先の指定の中で差出人の指定と異なる点は、複数の送信先を指定できる点です。

複数の宛先を指定するときは、それぞれの宛先ごとにカンマ(,)で区切ります。

また宛先には、テーブル内のデータから指定することもできます。

テーブル内のデータから指定するには、まずテキストボックスの右側にある

ボタン画像

ボタンを押下します。

すると「テーブルから送信先を取得」画面が表示されます。

テーブル名とフィールド名に、それぞれメールアドレスを取得したいテーブル名とフィールド名を選択します。

特定の条件の人にだけメール送信したい場合には、クエリー条件を使って条件を絞ることもできます。

例えば、プランAに加入しているユーザーや、役職が課長以下の職員などのように、条件に当てはまるメールアドレスだけを抽出することができるのです。

宛先を指定する画面

件名

件名も、直接入力したり、セルや数式、キーワードを使用したりして指定することができます。

件名で使用できるキーワードは、本文の右側にある「メール本文の編集」リンクをクリックして表示されるキーワードの中から

・ユーザーに関するキーワード

・日付に関するキーワード

・テーブル

を利用することができます。

件名で利用できるキーワード

本文

本文も、直接入力したり数式を利用したりすることができます。

「本文に数式を使用する」チェックボックスにチェックを入れると、件名と同様のテキストボックスになって、数式が入力しやすくなります。

また、チェックボックスの右側にある「メール本文を編集…」リンクをクリックすると、「メール本文の編集」画面が開いて、テキストや数式に加えて、キーワードや変数も使用して本文を作成することができます。

使用したいキーワードをクリックするだけで本文にキーワードを挿入することできるので、動的にメール本文を作成したいときにはとても便利な機能となっています。

「メール本文の編集」画面でも数式を使用することができますが、「本文に数式を使用する」をチェックせずに「メール本文の編集」画面で数式を使いたい場合には、数式を[]で囲む必要があります。

こうすることで、数式を使用することができます。

メール本文の編集画面

詳細設定を表示

「詳細設定を表示」リンクをクリックすると、CCやBCC、添付ファイル、重要度、テキスト形式で送信といった設定を行うことができます。

詳細設定画面

CC、BCC

CCやBCCの指定方法は、宛先の指定と同じです。

テキストや数式、キーワード、テーブルを使用した指定が可能です。

ボタンの説明

をクリックすると使用することができます。

添付ファイル

メールに添付するファイルを指定します。

直接ファイルパスを指定することはできませんが、DB内の画像型や添付ファイル型のフィールドを指定して添付することができます。

また、添付したいファイルが複数ある場合は‟|”で区切ることで複数のファイルの添付が可能です。

重要度

メールの重要度を「低」「普通」「高」の3種類から指定することができます。

これらの重要度を設定して送信先でどのような振る舞いをするかは、送信先のメールソフトによります。

テキスト形式で送信

「テキスト形式で送信」チェックボックスにチェックを入れると、HTMLではなくプレーンテキストでメールを送信します。

メール本文全体や一部にセルを参照を使用している場合などには、セキュリティの観点からHTML形式ではなく、テキスト形式で送信することがおすすめです。