PickUp Forguncyの使い方 セル(Cell)型

セル型 コンテナーの作成-Forguncy(フォーガンシー)

【セル型】コンテナーの作成-Forguncy(フォーガンシー)

Excelライクなノーコードプログラミングツール「Forguncy(フォーガンシー)」。 今回は、コンテナーの作成についてご紹介したいと思います。

また、本記事の内容についてはサンプルアプリのご提供も行っております。
サンプルアプリをご希望の場合はこちらよりご連絡ください。

■コンテナーの作成とは

画面上にサブページを表示するための部品です。

表示したいサブページが1つのみの場合はコンテナ、複数の場合はタブコントロール型セルを使用します。


サブページを表示させたい範囲を選択して[ホーム]→[セル型]のドロップダウンリストから[コンテナー]を選択します。

[コンテナー]の選択画面

右ペインにある[セル型]で設定を行います。

[サブページ]には、表示したいサブページを選択します。

右ペインにある[セル型]から設定を行う画面

デバッグを実行すると画面上に選択したサブページが表示されました。

デバック実行後選択したサブページが表示された画面

■サブページの表示方法について

コンテナーにサブページが表示しきれない場合の表示方法を設定することができます。


カット:コンテナーの大きさからはみ出る部分はカットされます。

サブページの表示方法をカットに設定した画面

スクロール:スクロールが表示されます。

サブページの表示方法をスクロールに設定した画面

オーバーフロー:サブページのサイズに合わせてコンテナーが拡張され、すべての内容が表示されます。

サブページの表示方法をオーバーフローに設定した画面

■コンテナーのサブページの切り替えについて

条件によってサブページの表示先を切り替えることが可能です。

例として、遷移前のページによってサブページの表示内容を切り替えてみます。


それぞれ「ページ3」と「ページ4」から「親ページ(コンテナーが使用されているページ)」に遷移する時、ページ名を受け渡すように設定します。

「ページ3」のパージ名を受け渡すよう設定した画面
「ページ4」のパージ名を受け渡すよう設定した画面

「親ページ」ページロード時のコマンドで「セルフプロパティの設定」を使用し、受け渡されたページ名によってコンテナー型セルに設定するページ名を切り替えます。

コンテナー型セルに設定するページ名を切り替える画面

[対象セル]にコンテナーを設定したセル、[設定値]に表示したいサブページ名を指定します。

[対象セル]にコンテナーを設定したセル、[設定値]に表示したいサブページ名を指定した画面①
[対象セル]にコンテナーを設定したセル、[設定値]に表示したいサブページ名を指定した画面②

デバッグを実行すると遷移前のページによってサブページの表示内容を切り替えることができました。


【「ページ3」から遷移した場合】

「ページ3」から遷移した場合の画面

【「ページ4」から遷移した場合】

「ページ4」から遷移した場合の画面

■使用上の注意点

・親ページからExcelやPDFをエクスポートする場合、コンテナー型セルのサブページの内容はエクスポートされません。

コンテナー型セルのサブページ内からボタン等により、エクスポートコマンドを実行した場合はサブページのみがエクスポートされます。


・サブページ内で親ページのセルを参照したい場合は、セルに名前をつけてその名前を使って参照(例:「=親ページ!name」)する必要があります。