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コマンド 変更追跡フラグのリセット-Forguncy(フォーガンシー)

【コマンド】変更追跡フラグのリセット-Forguncy(フォーガンシー)

Excelライクなノーコードプログラミングツール「Forguncy(フォーガンシー)」。 今回は、変更追跡フラグのリセットについてご紹介したいと思います。

また、本記事の内容についてはサンプルアプリのご提供も行っております。
サンプルアプリをご希望の場合はこちらよりご連絡ください。

「入力途中でのページ離脱防止」機能が有効となっているページにおいて、変更されたデータがデータベースにコミットされている場合でも、Forguncyで検知できない場合があります。

(例:非データ連結フィールド、データ連結フィールドで[テーブルデータの更新]コマンドの[連結データを最新の情報に更新する]プロパティが無効に設定されている など)

そのような場合、本コマンドを使い、変更されたデータがコミットされているという判定(変更追跡フラグ)をリセットすることができます。

■「入力途中でのページ離脱防止」機能とは

データを変更した後、データベースにコミットさせずに、②ページから離脱しようとしている場合に警告を表示させる機能です。

警告画面

①「データを変更した」ことを判定する方法

Forguncyでは、以下の値を変更前の値(規定値)として扱います。

この規定値から変更された場合、「データを変更した」と判定します。

<セル>

・ページロード後に表示される値

・データ連結により表示される値

・自動採番機能により表示される値

・数式による計算結果の値


<リストビュー>

・リストビュー内の、データベースにコミットされていないデータ

②「ページから離脱しようとしている」と認識されるアクションには、以下のようなものがあります。

・ブラウザー、タブを閉じる

・ページの更新(再読み込み)

・戻る、進む

・ポップアップウィンドウを閉じる  など

■ページ設定

*「入力途中でのページ離脱防止」機能の有効化

右ペイン「ページ設定」より、「ページ離脱時に変更データを確認する」にチェックを入れることで、有効にすることができます。

「入力途中でのページ離脱防止」機能の有効化

*注意点

入力途中でのページ離脱防止機能を有効にした場合、規定ではそのページの入力・変更可能な全てのセルが追跡対象となります。

そのため、追跡対象から除外したいセル(リストビュー)がある場合、以下の設定をすることで追跡対象から除外することが可能です。

追跡対象から除外したいセルの設定

■コマンドの設定

「テーブルデータの更新」コマンドやサーバーサイドコマンドでデータを更新した後に本コマンドを設置します。

コマンドの設定画面