Forguncyの使い方 コマンド(command)

コマンド クエリーの使い方-Forguncy(フォーガンシー)

【コマンド】クエリーの使い方-Forguncy(フォーガンシー)

Excelライクなノーコードプログラミングツール「Forguncy(フォーガンシー)」。 今回は、クエリーの基本的な使い方についてご紹介したいと思います。

指定したリストビューに対して条件を設定し、値を抽出することができます。

検索対象のリストビュー
用意するテーブルマスター


(1) 社員マスタのリストビューを作成し、リストビューのデータを抽出する検索項目を配置

名前: テキストボックス(セル値:H2)以下セル値のみ記載。

社員ID: テキストボックス(U2)

所属: コンボボックス(H4)

リスト項目

所属のコンボボックス 設定

右ペイン>セル型>リスト項目を設定します。

・「テーブルからデータを取得」にチェックを入れる。

・テーブル:社員マスタ

・値フィールド、表示フィールド:所属

・「未選択項目の追加」にチェックを入れる。



雇用形態:チェックボックスグループ(R4)

詳細設定

雇用形態のチェックボックスグループ 設定

右ペイン>セル型>リスト項目を設定します。

・「テーブルからデータを取得」にチェックを外す。

・リスト項目に直接入力:正社員、契約社員

「詳細設定」をクリックし、詳細を確認する。

・今回は、値と表示する値が同データにする。


(2) [検索]ボタンのコマンドを選択(設定は2通りあります)

・[検索]ボタンしの右クリックし、コマンドを選択。

・右ペイン>セル型>コマンドを選択。

検索してコマンドを選択


(3) コマンドを設定

「コマンドの選択」で「クエリー」を選択します。

クエリーを選択

「コマンドの選択」は、「クエリー」と表示されます。

[対象テーブル]をクリックして、クエリーの対象となるテーブルを指定します。

対象テーブルを指定

[新しい条件]をクリックして条件を設定します。

複数の条件を設定してAnd/Orで接続することができます。

条件を設定

「フィールド」は、対象テーブルのカラム名を選択します。

「条件」は、抽出の条件を指定します。

「値」は、検索の対象となるセル値を設定します。


検索の条件は以下の通りです。

名前は、指定文字が含まれている社員が抽出対象。(「指定値を含む」を設定。)

社員IDは、指定IDの社員が対象。(「=(等しい)」を設定。)

所属は、選択された所属の社員が対象。(「指定値を含む」を設定。)

雇用形態は、チェックが入った雇用形態の社員が対象。(「指定したリストに含まれる」を設定。)


【注意】

条件に「指定したリストに含まれる」を使用し、条件の値としてチェックボックスグループ型セルを指定した場合、アプリケーションの実行時において対象のチェックボックスグループ型セルが1つもチェックされていない状態は、すべての項目が対象(絞り込みが行われない状態)となることに注意してください。1つ以上チェックされた段階で、チェックされた項目が対象となり、絞り込みが行われます。